スマホのデータSIMも
本人確認が義務化へ
SNS詐欺や「闇バイト」の対策として、政府が法改正の方針を決定。これまで手軽だったデータ専用SIMの契約がどう変わるのか、分かりやすく解説します。
なぜ規制が強化されるのか?
最大の理由は「匿名性の悪用」です。警察庁や総務省の調査では、以下の3つの主要な犯罪カテゴリにおいて、データSIM(特にSMS機能付き)が「抜け穴」として利用されている実態が明らかになっています。
データSIMが悪用される主な手口
※記事内で言及された主要な悪用事例の分類
これらは「通話機能」がなくても、アプリやSMSで実行可能です。
📱 SNS投資詐欺・ロマンス詐欺
+偽アカウントを作成し、被害者に接触するための通信手段として利用されます。
🕶️ 闇バイトの募集・指示
+実行犯との連絡手段として、匿名性の高い回線が急増しています。
🆔 アカウントの不正登録・転売
+LINEやXなどのアカウントを大量作成・転売する「アカウント工場」の温床に。
法改正で何が変わる?
電気通信事業法関連の省令改正により、契約のルールと確認方法が厳格化されます。ここでは「契約ルール」と「確認方法」の2つの側面から変更点を見てみましょう。
これまで(従来)
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🔓
音声SIMのみ厳格
電話番号付きSIMは厳格な本人確認が必須。
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❓
データSIMは自主判断
事業者の判断に任され、本人確認なしで契約可能なケースもあった。
これから(改正後)
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🔒
全てのSIMで義務化
データ専用SIMも音声SIM同様、法律上の本人確認義務の対象となる。
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📝
3点情報の確認必須
氏名・住所・生年月日の確認が全ての契約で必須になる。
2026年4月を目途に進む「次世代 eKYC」
従来の方式(徐々に廃止)
免許証の写真を送信 + 厚みの撮影などで偽造検知。
AIによる精巧な偽造写真(ディープフェイク)のリスクが増加。
マイナンバーカード等のICチップ情報を直接読み取る。
ICチップ読み取り(義務化へ)
スマホのNFC機能でICチップ内の情報を読み取り、改ざんを確実に防ぐ。
私の契約はどうなる?
一般の利用者への影響は、これからの契約か、すでにある契約かによって異なります。 あなたの状況を選んで、影響を確認しましょう。
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