「パスワードを入れたら弾かれる!」 「名前を入力しようとしたら、アルファベットじゃなくて変なひらがなが出る…」キーボードは普段無意識に使っているだけに、思った通りの文字が打てなくなると、パソコンが壊れたんじゃないかと焦りますよね。でも、安心してください。 コーヒーをこぼした等の物理的な故障でない限り、そのトラブルの99%は「誤って変なスイッチを押してしまった」だけです。この記事では、キーボード入力がおかしくなった時の「よくある症状別・直し方」を4つ紹介します。 該当する症状を目次から選んで、すぐに試してみてください!
症状1:アルファベットを押すと「数字」が出る
(例:「U」を押すと「4」、「I」を押すと「5」が出る)
これは、ノートパソコン特有の「NumLock(ナムロック)」という機能がオンになっているのが原因です。 テンキー(数字キー)がないノートPCで、無理やり数字を打ちやすくするための機能ですが、普段は邪魔なだけです。
直し方
キーボードの中から「NumLk」または「NumLock」と書かれたキーを探してください(右上の方にあることが多いです)。
- 「NumLock」キー を押す。
- それで直らない場合は、「Fn(ファンクション)」キー を押しながら 「NumLock」 を押す。
これでいつものアルファベットに戻るはずです。
症状2:「A」を押すと「ち」と出る(かな入力になった)
(例:「K」を押すと「の」が出る)
普段は「K」+「A」=「か」と打つ(ローマ字入力)はずが、キーボードに印字されたひらがなが直接出てしまう現象です。 これは、入力モードが「かな入力」に切り替わってしまっています。
直し方
キーボードのスペースキーの右側あたりにあるキーを使います。
- 「Alt(オルト)」キー を押しながら、「カタカナ ひらがな ローマ字」キー を押します。
- 画面に「ローマ字」などの表示が出れば解除完了です。
症状3:入力すると、後ろの文字が勝手に消える
(例:「あいうえお」の「う」の前にカーソルを置いて文字を足すと、「え」が消えてしまう)
これは、文字を割り込ませる「挿入モード」ではなく、文字を塗り替える「上書きモード」になっているのが原因です。
直し方
キーボードの右上あたりにある「Insert(インサート)」または「Ins」というキーを1回だけ押してください。
これだけで「挿入モード」に戻り、文字が勝手に消えることはなくなります。 ※BackSpaceキーの近くにあるため、文字を消そうとしてうっかり押してしまうことが多いキーです。
症状4:英語が大文字になり続ける
(例:「a」と打ちたいのに「A」になる)
これは「CapsLock(キャプスロック)」がかかっています。英語のCapital(大文字)を固定する機能です。
直し方
- キーボード左側の「Shift(シフト)」キーを押しながら、「CapsLock」キー を押します。
これで小文字に戻ります。
症状5:そもそも「半角/全角」が切り替わらない
画面右下のタスクバーに「A」や「あ」のマークが出ておらず、「×」マークが出ていたり、そもそもアイコンが消えている場合です。 日本語を入力するソフト(IME)がバグを起こしています。
直し方(再起動が確実)
あれこれ設定を触るよりも、パソコンを再起動してしまうのが一番早いです。 再起動しても直らない場合は、以下の手順でIMEを修復してみてください。
- 画面下のスタートボタンを右クリックし、「ターミナル」または「PowerShell」を選びます。
- 黒い(または青い)画面に
ctfmonと入力してEnterキーを押します。 - 画面には何も起きませんが、これでIMEが裏で再起動します。入力できるか試してみてください。
まとめ
キーボードがおかしい時は、以下の「魔法のキー」を思い出してください。
- 数字が出るなら:NumLock
- ひらがなが出るなら:Alt + カタカナひらがな
- 文字が消えるなら:Insert
これらは「故障」ではなく「機能」なので、落ち着いて解除すれば大丈夫です。 もし、特定のキー(例えば「Enter」だけ)が全く反応しない、という場合は、キーボードの物理的な故障の可能性があります。その場合は、修理に出すか、USB接続の外付けキーボードを使うことを検討しましょう。

